パリのダウンタウン
Z .フランス編

1.パリのダウンタウン

 人口220万のパリの空の玄関口シャルルドゴール空港は、飛行機から地上に降りずに上空通路に直接接続される。壁がほとんどガラスで出来ていて、あたかもカナダのカルガリー市やアメリカのミネアポリスにあるスカイウエイネットワークを感じさせる(写ー127) 。有名なシャルルドゴール広場は、凱旋門を中心に放射線状に道路がついており、周辺の建物は高さ、屋根の色・形などが統一され、木々も豊富に取り入れられて、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出している(-128,129)
 しかし、初めて訪れる者にとっては、建物がどれもこれも同じように見えて自分の位置を見失ってしまう。バスの中からよく見かけるのがレストランの店先に椅子を歩道まで出している光景である(-130) 。看板があまり目立たないので、このようなカフェテラスを見たらそこがレストランと思ってよい。
 また、あまり多くはないが、時々写-131のような建物と建物をスカイウエイで結んでいるのを目にした。もちろん、カルガリーやミネアポリスのようなスカイウエイネットワークにまではなっていない。
 街を歩いていると、北海道にはない有料の公衆トイレを見かける(-132) 。有料だけあって、水洗になっており中は臭いもなくきれいだ。セーヌ川沿には写-133 のような路上古本屋があり珍しい。本は常時セットしてあり、夜になると鍵をかけて家に帰る。
 
-31:パリの市街図
 
透明なガラスで造られたスカイウェイ 凱旋門を中心に道路が放射線状につくられている
-127:シャルルゴード空港 -128:凱旋門
   
建物の高さ、屋根の色・形などが統一されている レストランンの店先に椅子を歩道まで出しているカフェテラス
-129:パリの中心部 -130:パリの中心部
   
スカイウェイらしきものが見える
-131:パリの中心部 -132:公衆有料トイレ
   
-133:セーヌ川沿の路上の古本屋 -134:パリの中心部
 
-135:凱旋門